護摩山光明院 常楽寺

初参り・新生児祈祷

 初参りはお寺におけるお宮参りにあたるものです。お子様が産まれてから一か月を目安に、菩提寺や地域のお寺にお参りします。ご本尊様に出産のご報告と、お子様のご挨拶と共に、お子様の健やかな成長と健康をお祈り致します。
 お参りだけであればいつでもご参拝下さい。新生児祈祷をお申込みの方は事前にご相談下さい。候補の日を調整し、その中で母子共に体調の良い日にお祈り致します。
〇お宮参りとの関係
 初参りとお宮参り、どちらかをしたらもう一方をしてはいけない等は互いにありません。むしろどちらも行うのが丁寧です。当山では、初参りの前後にお隣の天満天神宮への御参りをお勧めしています。
〇初参り時期
 出産から一ヵ月を目安に天候とお子様・親御様の体調の良い日。
〇出席者
 お子様と、ご家族の方。仏教には穢れの考え方がありませんので、母親を含めどなたでもご参加頂けます。
〇服装
 半ズボンやミニスカート等、過度に軽装でなければ特に指定はありません。母子共に体調が良ければ、祝い着が丁寧です。
〇新生児祈祷のお時間
 本堂に入ってから出る迄で15~30分以内を目安とします。新生児の体調が崩れない様、なるべく手短に行いますことご了承ください。

ご案内 ※お参りだけであればご自由にご参拝下さい。
新生児祈祷 要予約 ご志納金 一金 五千円也 
記念品有り(紙札・御守り・粗品)

仏式結婚式

 結婚式は婚姻の儀ともいい、お互いの魂を結ぶ大切な儀礼です。また両家が親族となる儀礼でもあります。お寺の結婚式はイメージが難しいかもしれませんが、神社で行う神前式のお寺版と思って頂ければと思います。教会ではイエスキリスト誓いを立て祝福を受けるかと思います。仏式の場合、神仏とご先祖様にまずご報告と誓いを立てて頂き、夫婦円満・子孫繁栄の加護を儀礼のプロとしてお祈りさせて頂きます。
 内容の代表的なものは、結婚指輪の交換・水合わせの儀の様なもの・三三九度の盃・親族堅めの盃が挙げられます。
 また挙式後に当山客殿において、略式のご披露宴会場としてもご利用頂けます。

〇新郎新婦の服装
 白無垢と紋付き袴の和装をお勧めしています。ご希望があれば洋装でも承ります。
〇参加者
 親族が基本ですが、人数によってはご友人の見届けも可能です。
〇白無垢・角隠し・綿帽子の意味
 白無垢の意味には死、婚姻後の赤打掛は血の意味があります。生家の人間、これまでの人生は一度死を迎え(つまりは一区切りをつける)、嫁ぎ先の血を入れて新しい家の人としての生を受ける意味合いがあります。仏教的には白は大日如来という仏様の色であり、清らかさを纏う意味となります。
 綿帽子は婚姻が終わるまで親族に顔を伏せる習わしです。
 角隠しは鬼や般若とならぬ様にと、嫁ぎ先のしきたりや掟を尊重する意味があります。

 現代に於いてはファッション感覚の挙式が増えてまいりましたが、婚姻は互いの魂と魂を結い合わせる大切な儀礼です。人生の岐路となる儀礼を、当山ではバイト等ではないプロとして確りと執り行わさせて頂きます。

 詳細についてはご相談下さい。又準備に時間のかかることですので、ご検討の方はお早めにご相談下さい。